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毛髪構造について知る!-キューティクル編-

キューティクルとは?

 

髪の構造は大きく3に分けることができます。その3つの部分の中で、一番外側を包んでいるのが「キューティクル」になります。キューティクルはうろこ状に構成されており、タケノコの皮のように重なりながら髪を包み込んでいます。

 

よく海苔巻きに例えて説明されることがありますが、キューティクルは海苔の部分になります。もっと詳しく言うなら、海苔のような一枚構造ではなく、小さなキューティクルが少しずつ、少しずつ位置をずらしながら重なっており、髪を外部の刺激から守る役割を担っているのです。肌で言うところの皮脂膜にあたり、バリア機能を備えています。

 

そしてキューティクルそのものは無色透明ですが、これが綺麗に並び、綺麗に重なり合っているとハリやツヤが生まれてきます。特徴としては、温度や湿度が高いところでは開く性質を持っており、髪の内部の潤いを一定に保つことに役立っています。

 

昔の人達が「酢」をリンス替わりで使っていたというのも、酢の力によって髪を酸性にすることでキューティクルが閉じ、髪の表面がなめらかに整ってくることを経験的に知っていたからだと思います。

 

また日本人の特性として髪そのものの太さは欧米人に比べ1.5倍ほどあるのですが、欧米人のほうがキューティクルそのものは厚い傾向にあるためダメージが受けにくいと言われています。

 

そのため髪のケアやスタイリングなどに関して言えば、髪質が違う欧米人よりもアジア人のプロの意見を取り入れたほうが良いといえるでしょう。

 

注意点

 

キューティクルはデリケートな部分で、紫外線やドライヤーの熱、またタオルの摩擦といった物理的なストレスで損傷したり剥がれてしまいます。パーマやカラーリングをするとダメージを与えると知っている人は多いですが、実は日常生活においてもたくさんの刺激を受けているのです。

 

枝毛や切れ目といった目に見えるダメージはもちろんですが、パサつきやツヤ不足といった症状もキューティクルが毛羽立っているというサインなのです。キューティクルの毛羽立ちはダメージの始まりです。

 

これは例外なく全ての人の髪に生じる現象なので、100%避けることはできませんが、開いたキューティクルを閉じるケアはマメにしておいたほうがよいでしょう。

 

トラブル

 

またヘアアイロンを頻繁に使う若い方の中には、キューティクルが溶けてしまっているトラブルもたくさんあります。キューティクルという髪を守るバリアが破壊されてしまうと、当然髪内部の成分も外側に流れ落ちてしまいます。

 

ひどくなると枝毛や切れ毛といった目に見えるトラブルが生じてきますから、トリートメント剤などでキューティクルをケアしていく必要があります。

 

よくテレビCMや雑誌などで「キューティクルのダメージを修復する」といった宣伝がありますが、損傷したキューティクルが再生することはありません。

 

傷んだ髪のケア方法

 

人間の細胞は大きく「生きた細胞」と「死んだ細胞」の2つに分けることができますが、髪・爪・歯などは「死んだ細胞」に分類されます。切っても痛くないのがその証拠です。逆に言えば、肌などは「生きた細胞」に分類され傷がついても自然と治っていきます。要するに、髪は自らを修復する機能を持っていないのです。

 

ですから髪にダメージを与えないこと、ダメージを最小限に抑えること、そしてダメージがひどいようであれば毛羽立ちを整えるケアが必要となってくるのです。

 

その際は、外側をコートするケアと並行して「丈夫なキューティクルを育てるケア」や「ダメージを与えない髪の取り扱い方」が大切になってくると言えるでしょう。

 

 

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